「医者は患者さんとともに成長する」、現在の医学教育で最も重視される考え方の一つです。この言葉の意味の深さは、千葉徳洲会病院や当クリニックでの経験の中で、強く感じる昨今です。
患者さんの生の声に常に謙虚に耳を傾けることで、患者さんから頼りにされるドクター、頼りにされるクリニックに成長していきたいと願っています。
小児科医時代に入院を繰り返していた中学生が、専門学校を卒業し、「先生、就職が決まったよ」と報告してくれました。医者にとって一番、嬉しいひとときです。そして、結婚と共に転居が決まり、紹介状を作成した時は、嬉しさと寂しさが交錯する複雑な思いにとらわれました。
千葉徳洲会病院での8年間で小児科、呼吸器科、救急外来において経験した豊富な症例を生かして、赤ちゃんからお年寄りまで、幅広い年齢層の患者さんの治療を行い、患者さんから信頼されるホームドクターを目指します!
院長が船橋市古和釜町(現在の松が丘)に両親と移り住んだのは4歳の時。幼稚園から高校までは地元の学校に通い、古くからの友人・知人がこの地域にたくさんいます。
高校卒業後は船橋を離れていた時期もありましたが、医師免許取得後は、千葉徳洲会病院に入職。地域の人々の健康を守っていきたいとの思いで、数多くの患者さんと接してきました。そんな時、「古和釜中の大和さんですよね・・・」と声を掛けられると、ちょっと嬉しくなります。そんな私の故郷である船橋を、大切にしていきたいと思っています。
ママ・デビューしたばかりでのお母さんは不安で一杯です。小児科医の大切な使命の一つは、丁寧でわかりやすい説明によって若いお母さんに病気を正しく理解してもらい、子育てを楽しいものにする手助けを行うことです。
高齢者は、老いに伴い、自分の健康に不安を感じる機会が少なくありません。丁寧な説明によって不安を取ってあげることは、体調にもプラスになり、豊かな人生をもたらしてくれるでしょう。
当院で対応が困難な疾患の場合には、千葉徳洲会病院や船橋市立医療センター・船橋二和病院・セコメディック病院などと連携し、検査・治療を行います。
希望があれば、院外処方は可能ですが、ニーズが高い薬については、積極的に院内処方を行います。当院では、患者さんが多い午前中は、薬剤師が調剤し、必要に応じて服薬指導などを行います。